里山資源を未来へつなぐ環境教育プログラムのすすめ

飯高の里山は、田んぼや畑(戦前は桑畑と養蚕)といった資源を暮らしに活かしながら、人の手で守られてきました。しかし、担い手の高齢化や生活様式の変化により、里山資源が十分に活用されないまま放置される場所も増えています。今回は、里山資源をこれからの世代へつなぐための「環境教育」という切り口から、飯高まるごと体験博物館の取り組みをご紹介します。

里山資源は「使いながら守る」もの

里山は手つかずの自然とは異なり、人が定期的に手を入れることで健全な状態が保たれる場所です。間伐した木材や竹を薪や竹炭に、刈り取った下草を堆肥に活用するなど、資源を「使うこと」自体が里山を守る行為になります。飯高まるごと体験博物館は、こうした昔ながらの資源循環の知恵を見直す動きが少しずつ広がっていけばと考えています。

子どもたちと取り組む環境教育プログラム

また、地域の子どもたちや家族連れを対象に、里山を舞台にした環境教育プログラムを企画しています。放置竹林の間伐体験、タケノコ堀り体験、ブルーベリー摘み、薪づくり体験、里山の恵みを使った工作など、実際に手を動かしながら学ぶことで、里山資源の大切さを肌で感じてもらうことを目指しています。こうした体験は、地域文化の継承にもつながる大切な機会です。

🌳 環境教育プログラムのねらい

・里山資源を「使うこと」で守る仕組みを体感する
・地域の暮らしや文化を次の世代に伝える
・ボランティアや地域住民との交流を生む場にする

里山資源の活用シーン

資源 活用方法 得られる学び
間伐材、間伐竹 薪・竹炭・工作材料 里山循環の仕組み
下草・落ち葉 堆肥づくり 土づくりと自然の循環
山菜採り・野菜作り 食体験・郷土料理 季節の恵みと食文化
タケノコ堀りなど 自然の恵み 昔ながらの知恵と恵に感謝

ボランティアとして関わるという選択肢

里山保全は、専門知識がなくても参加できるボランティア活動から始めることができます。下草刈りや間伐の手伝い、イベント運営のサポートなど、関わり方はさまざまです。環境教育プログラムの企画・運営にご協力いただけるボランティアも随時募集しています。里山資源の活用と地域文化継承に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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